タイヤ交換をする際のポイント

タイヤ タイヤ交換

出典:Maaark/Pixabay

 

 

こんにちは! ブログ雅です

僕は車が好きなものですからこれを仕事にしようと思い、以前ガソリンスタンドで働いていたことがあるのですが、当時は今のような{セルフ}方式ではなく給油作業の他洗車やタイヤの交換なども行う「フルサービス」の店がしのぎを削りひしめき合っている時代でした。

そうした中、危険物や整備士の資格を取得しながら車のメンテナンスについて学び、14年間現場で培ってきた様々なノウハウの中で、今回はタイヤ交換を行う際知っておけば役に立つポイントを4つ挙げて説明します。

  • タイヤ交換の時期
  • どんなタイヤを選べばいいか?
  • タイヤの交換料はいくらくらい?
  • 高速道路を走る前はタイヤチェックを!

安全で快適なドライブを楽しみましょう!


 
 

目次

■タイヤ交換の時期

 

車を走らせればタイヤも摩耗し、暑さや寒さ酸性雨などにより劣化もします。

また車のパーツの中でも人の命を支えている重要な部分で、車体の重量が常にかかっているといった点も頭に入れておきたいところです。

タイヤがすり減ったまま走行していると雨の日にスリップ事故を起こすリスクも高くなるため、通常は3万キロが交換の目安とされますが急発進や急ブレーキ、ハンドリングといった運転の仕方と曲がりくねった峠道などの道路環境によってもタイヤの”もち”は変わってきます。

 

どんな状態になったらタイヤを変えないといけないの?

 

□夏用タイヤの交換目安

 

  • スリップサインが出ている

タイヤの溝を見ると部分的に浅くなっている箇所があり、「スリップサインが出る」とはタイヤが路面と接地する部分(トレッド)のゴムが摩耗することで溝を上から見た場合、溝のラインが部分的に切れたように見える状態(タイヤの溝が1.6mm以下)を指します

この状態になると雨天時に滑りやすくなり車検も通りません。

  • サイドウォール部にひび割れが生じ劣化している

この部位は車の車重がかかる最も”タフ”な部分で、縁石などに当たるとパンクしたりする箇所です。

ここに小さなひび割れが「魚の鱗状態」に発生してくると、交換する一つの目安になります。

  • 車の保管場所にもタイヤの寿命は左右される

雨、風、紫外線の影響を受けない車庫と、野ざらし状態の駐車場とでは当然タイヤの劣化状態は変わってきます。

ほとんど車に乗らない人でもカーポートの無い保管場所で5年を経過すれば、ゴムの劣化がかなり進み釘なども拾いやすくなるため交換を検討した方が良いでしょう。

 

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□冬用タイヤの交換目安

 

雪質も寒冷地のようなパサパサ雪とそうでない水気を多く含んだ雪とでは滑り方が違います。

滑ることは事故につながるケースも多くなるため注意が必要ですが、中でも一番気を付けたいのが路面が凍って「アイスバーン」状態になっている「下り道」や「橋の上」です。

この状態になると「スタッドレスタイヤ」を履いていても滑ることがあるので、スピードを落として走行しないと車体がスピンして事故をおこしたり、道路を塞いだりすることにもなりかねないため慎重に運転する必要があります。

 

スタッドレスタイヤ

出典:チョコクロさん/写真AC

 

冬用タイヤも「スリップサイン」が出ると冬用タイヤとしては使用できませんが、夏用タイヤとしてはもう一つの「スリップサインが出るまで使用できます。

ただ冬用タイヤタイヤで通常走行していると乗り心地や走行音も気になるばかりか燃費も悪くなりますから、経済面を考えれば少なくとも3月中には交換するようにしましょう。

 

夏用タイヤ↔冬用タイヤ

 

概ね夏用タイヤから冬用タイヤへの交換時期は11月下旬で、冬から夏へは3月初旬が一つの目安となりますが冬用タイヤを装着して走行する機関が長くなると、スタッドレスタイヤは夏用に比べゴム質が柔らかいため早く”チビて”しまいますから時期が来たら迅速に交換しましょう。

 

■タイヤ交換をしてくれる所

 

● ディーラー、ガソリンスタンド、カー用品店、タイヤ専門店など

 

□作業内容

 

  • タイヤ履き替え:車体からタイヤを取り外し、タイヤとホイールが一体になったものを取り付ける
  • タイヤ組み換え:タイヤをホイールから取り外し、新しいタイヤをホイールに取り付ける
  • ホイールバランス:ホイールにウェイト(重り)を付けることで高速走行時にハンドルのブレを防ぐ
  • バルブ交換:エアー注入部位を新品に交換

 

□作業料金

 

  • ガソリンスタンドでの交換はディーラーと比べ安い傾向にあります
  • 販売店はもとよりタイヤのサイズや扁平率によってもかなり料金が変わってくるため、事前に電話などで確認されることをお勧めします
  • 1本当たりの交換料の目安です

 

 ガソリンスタンドディーラー
タイヤ履き替え500円~800円~
タイヤ組み換え800円~1200円~
ホイールバランス1000円~1200円~
バルブ交換200円~300円~
廃タイヤ処分費300円~300円~

※バランス調整は、フロントタイヤ2本とっておけば走行に支障はありません

 

ガソリンスタンドとディーラーを比較した場合、技術力や安心感でいえばディラーで価格面ではガソリンスタンドになりますが、僕的には技術力で若干ディーラーに見劣りするもののガソリンスタンド業界でしのぎを削ってきた中、現在生き残っているフルサービスの店は一定レベルの技術力はありますからトータル的にみるとガソリンスタンドがお勧めです。

 

 

ただ扁平率の高いタイヤの交換は、やはりディーラーが無難でしょう。「タイヤは命を乗せている」わけですから!

 

 

■カーリースは車にかかるコストを低減してくれる

 

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最近は車に興味があまりなく免許を取る人も減ってきているといった話をよく耳にしますが、車は大変便利な乗り物で移動買い物などもし車が無かったら…?

マイカーを持っている人なら車の無い生活は考えにくいのではないでしょうか?

とは言え車は「金食い虫」と表現する人もいるように、オイル交換やタイヤ交換、車検などメンテナンス費に加え任意保険料や税金そして燃料代というように車にかかる維持費を年単位でみると、一台当たり平均で30~40万で一家に2台という家庭が増えている現代において、車にまつわる出費はかなりの金額になっています。

 

マイカーにこだわらない人なら検討してみる価値はありますよ!

 

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■どんなタイヤを選べばいいか?

 

僕は走行性や静寂性を考慮してブリヂストンの「REGNO」を履かせているのですが、先日フロントタイヤのコーナー部分の片減りが目立ってきたため2本交換しました。

おそらくアライメントに少し狂いが生じてきているのが主な原因だと思います。(調整費25,000円位)

リアタイヤ「REGNO GR-XI」はほとんど摩耗していなかったので今回はフロントタイヤをレグノの新バージョン「REGNO GR-XII」に交換したわけですが、走行してみて気づいたのは以前と比べハンドルがかなり軽くなったことです。

というのも「XI」に比べ「XII」はコーナーが丸みを帯びているため直進性はやや低下するものの、コーナーの辺摩耗を低減できることからタイヤの寿命は延びるのではないかと思っています。

 

▼タイヤを選ぶ際の注意点

  1. 車種により適合サイズが異なります。(運転席ドア側貼ってある適合表参照)
  2. 低扁平タイヤになってくると前輪と後輪のサイズが変わってくる場合が多いので、ローテーション時には注意しましょう。通常前輪より後輪のタイヤの幅が広くなるためこれを前に装着してしまうと、カーブでハンドルをきったときに当ってしまいます。

「R E G N O」はスポーツタイプの「POTENZA」と比べゴム質が柔らかいため、摩耗しやすいというデメリットはありますが、静粛性に優れた非常に乗り心地のいい高性能タイヤです。

またサイドウォール部が狭い低扁平タイヤはコーナーリングが良く、トレッド部の広さは直進性に優れていてスポーツタイプの車に多く装着されていますが、乗り心地は”イマイチ”といったとこでしょうか⁈

 

スポーツタイヤ

出典:チャコさん/写真AC

 

あなたは走り重視?それとも乗り心地重視?

 

 


 

 

▼低燃費タイヤ

【ブリヂストンNEXTRY】

 

▼スポーツタイヤ

【ブリヂストンPOTENZA】

 

 

■高速道路を走る前はタイヤチェックをしよう!

 

まず大事なのは空気圧のチェックです。

高速走行時はタイヤの空気圧を高めにします(2.3~2.5KPa)が、1KPaに満たない空気圧で高速を走り続けると、タイヤのゴムが波打った状態になり「ハイドロブレーニング現象」を引き起こします。

特に低扁平タイヤは”パンク”してエアーが減っている状態でも、タイヤの”へたり”が少ないため見ただけだと分かりずらいですから注意が必要です。

僕は以前高速道路を走行中に右後部から「ブーン」という異音に気付き、慌てて車を止めてタイヤを見ると”へたった状態”になっていたのでパンクしていることはすぐに判断がついきましたが、「高速を降りるまではもつだろう」という考えが甘かったです。

※高速道路で停車する場合、走行中の車両に分かりやすいよう停止表示機材を置いて自身の安全も確保しましょう

 

バーストしたタイヤ

出典:makotomoさん/写真AC

 

結局そこまでもたずにバースト(タイヤの破裂)してしまい、「JAF」を呼ぶはめになってしまった苦い経験がありますが一歩間違えば重大な事故につながるケースでもあるので、高速道路を走る前は事前に「空気圧」や「タイヤの溝」などの点検をしっかり行っておきましょう。

また自転車に乗る人も自身の安全は勿論のこと、歩行者への注意が緩慢になれば接触事故など重大な事故につながるケースもあります。

さらに自転車にも「あおり運転」の罰則が追加されるなど、車両運転時と同様の意識をもって走行しなければいけない時代になっています。

 


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▼自転車に特化したサービス

 

ロードサービス

 

 

 

 

 


 

 

ドライブ

出典:ソライロさん/写真AC

 

 

 

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